コンサルしていて気がつく他社サイトさんの良い点と悪い点。
今、いろいろな業種・職種のコンサルをしていますので、クライアントさんの業種の競合になるウェブサイトを見る機会があります。
集客とブランディング
当方がしているコンサルは、集客とブランディングがメインです。
集客とはお客さんを多く集めることです。ブランディングについては少し説明します。
ブランディングは、その企業や商品の知名度を高め全体の価値をあげることです。価値をあげることで期待できる効果は以下になります。
向上するもの
- 知名度
- 売上
- 価格
- リピート率
機会
- 新しい市場への参入
- アライアンスの拡大
経費削減
- 仕入れコスト
- 広告宣伝費
- 人材コスト
さらにステータスもあがります。
つまり、ブランディングをすることで得れるメリットは安定した強固な基盤作りができるということです。
さて話しは変わり、一般的なコンサルタントは調査結果を書面にまとめて終わりです。だから実際には、その企業や商品の集客ができておらず、ブランド価値もあがっていなくても、コンサルタントの逃げ道はたくさんあります。これはリスクのないご意見番です。
しかし当社は違います。調査結果をまとめてから戦略、企画、制作、実施、検証まで当社がすべて行うため、どこにも逃げ道はありません。
理由はかんたんです。当社は逃げ道のいくつもある無責任な仕事はしたくない方針だからです。
例えば、信頼しているコンサルタントの言うとおりにして、いざ結果を見ればまったく成果がでない。そのコンサルタントに「どうなってるんですか?」と問うと「やり方が違う」とか「解釈を間違えている」などの水掛け論となり、結局はコンサルタントへの責任追及はできません。
こういった責任転嫁できる仕事の受け方は楽です。ジャンケンで相手がグーをだせばパーをだし、相手がパーをだせなチョキをだせば良い常に後出しのスタンスなのですから。
さて、コンサルをしていて気がつくのが他社サイトさんの良い点、悪い点です。
UXデザインの観点からダメなサイト
マーケティングミックスの観点からは、いろいろありすぎて、ここには書ききれませんけどけど、ウェブサイトのUXデザインだけの観点でしたらダメなサイトの典型例を書きます。
ダメなサイトとは
- メニューから知りたい情報ページを選ぶと、違うコンテンツがはいっているサイト。
- なかなかユーザーの見たい情報に行きつかないサイト。
かんたんに例えると、地図を見たいのに、ページを開くと地図がない。
料金を知りたいのでページを開くと、長い説明だかけでページをスクロール、スクロールしないと料金を見つけることができない。
こういった長いページをランディングページ(LP)と呼びますが、LPが悪い訳ではありません。でも、何でもかんでもLPにすれば良いわけでもありません。
例えば楽天市場みたいなページも、すべてをLPのようにしているのでわかりにくいです。
楽天市場はこれを良しとして、加盟する店舗さんに勧めたのでしょうが、現実的には楽天市場はシンプルなAmazonに負けています。
ウェブの閲覧がなれてくればくるほど、見つけられないものが多くなるページをストレスに感じます。
人はストレスに感じるものにたいしてダメなイメージを持ちますし、逆にストレスに感じないものには良いイメージを持つわけです。
こういった小さい積み重ねを排除するだけでも、軌道にのる店舗さんは実は多いのです。