起業したばかりの方の避けて通れない道(新規顧客について)
制作の仕事をしていると起業する方のお手伝いをすることが多々あります。
職種はスポーツジム、内科クリニック、歯科医院、整体院さん、飲食店、靴屋さんなどの店舗系の商圏ビジネスから企業に至るまで様々です。
※商圏ビジネスとは、あるエリアの拠点をしてそこにお客様に来てもらうビジネス
起業して避けることのできない道
商圏ビジネスの経営者さんたちが最初に苦戦するのが新規のお客さんに来てもらうことです。新規顧客の開拓は、すでに常連客をかかえる店舗さんに比べて大きな労力が必要となります。これまでの経験では「自分は前職からのお客様が大勢いるので大丈夫」と言われる方でも、新規顧客の開拓にはそれなりに苦労をします。つまり、これは起業された方が避けることのできない道だと思います。
私の師匠(高橋がなり)はこんなことを言っていました。
「起業は自転車の運転と同じ。スピード(軌道)にのるまではペダルを漕ぐのに大きな力が必要」
新規顧客の開拓方法
当然ながら当方は広告やウェブのプロですので、クライアントさんが集客に苦戦をしていれば、自分のできることを提案していき、新規顧客(集客)を獲得するためのお手伝いをします。
方法ははいろいろあります。
クロスメディア(折込チラシからウェブ)の展開、ABテストでの分析、リスティング広告、SEO対策など出店している業種、立地、予算などと照らし合わせ最適な方法を実施していきます。
PDCAを繰り返す
広告戦略にはPDCAサイクルが必要となります。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Action(改善)を繰り返していく必要があります。無責任な書き方かも知れませんが、病気の際に飲む処方箋(抗生物質)と同じで自分の業種、店舗にはどれが効果があるかを試行錯誤することも大事なのです。
たまに「どんな職種でも●●すれば大成功」なんて広告をみかけますが、あれほどあてにならないものはありません。
マーケティング・ミックスとは様々な要因が重なり成立するものです。
その中の一つを変えたからと言ってすべてがうまくいく訳はありません。
今回は起業してからの心得的なことを書いてみました。
ではまた。