クリエイターに読んでほしい漫画
この漫画はプロゴルファー猿や怪物くんなどでお馴染の藤子不二雄A先生の漫画。
かんたんに書くと、過去に連載が未完となった「まんが道」の続編で、藤子不二雄さんの若手時代の自伝のようなもの。登場するのは手塚治虫さんをはじめ、赤塚不二夫さん、石ノ森章太郎さん、寺田ヒロオさんなどの巨匠の漫画家たちばかり。
個人的な思いは青春は駆け抜けるほど早いものなんだと痛感します。この中に登場する寺田ヒロオ氏(通称:テラさん)は、この三年後には漫画業界の流行と自分の描きたい漫画の差が大きくなり描くのをやめてしまう悲しい現実が待っています。
また、仕事は違えど、当方はクリエイターと言う職業につき、何かを作り、それを喜んでもらうことを仕事にしていることから、この漫画は今、読んでも勉強になることが多い。例えば、作るためのアイディアのだしかたやチャレンジや向上する姿勢などは多くを学ぶことができる。こんな巨匠たちがプロになっても努力している姿を見ると、少し忙しくなると胡坐をかいてしまう自分が恥ずかしくなる。
この漫画を読んでいると漫画の舞台は昭和昔の話しには思えない部分も多々あります。是非、クリエイター、デザイナー、ライター、イラストレーターなどの方にも読んでほしい漫画です。
●藤子不二雄先生2人の番組に手塚先生のサプライズ登場
森 二朗
株式会社トータルセオリー 代表
ウェブ・グラフィック・建築のクリエイター
バリューサービスの管理者
Twitter:@Jiroumori