あなたのビジネスは好調ですか不調ですか。
起業前と起業後の現実
起業や開業をする際の準備段階には、誰もがこうなると言う夢や計画を描くと思います。しかし、実際に起業・開業をしてみると思い描いていた通りに行く人のほうが少ないのではないでしょうか。それもそのはずです。大企業の優秀な経営者(経営陣)ですら、たった半期の決算ですら、下方修正することもザラにあります。つまり、計画通りには行かないのです。
順調もあれば不調もあります。不調より好調なほうが気分も良いですし、不調だとメンタルも弱くなります。そして弱くなってくると、今までなら聞く気もしなかったような話しにも耳を傾けたくなります。
弱った獲物を探す悪徳業者
しかし、世の中には弱ってる会社・店・人を相手に悪徳商売をする人たちがいることだけは忘れてはいけません。この人たちが本当に救世主になれば良いのですが、多くの場合、彼らの仕事は契約書に捺印をさせるところまでです。
好調・不調の原因
好調、不調の原因には内的要因、外的要因と言った様々な要因が重なりあうため、一概にこれが要因とは言えません。例えば、約15~20年前に個人経営している喫茶店がどんどん閉店に追い込まれました。この一番大きな要因はスタバ、タリーズなどの半セルフ型のコーヒーショップの日本進出をしてどんどん拡充していったからです。こういった要因を外的要因と呼びます。
SWOT分析
不調の場合、何が要因なのかを把握する必要があります。これを把握するための簡易的な分析法の一つにSWOT分析と言うものがあります。SWOTはそれぞれの頭文字に沿い、自分の仕事の内容について項目ごとに書きだして行きます。
- 強み(Strength)
- 弱み(Weakness)
- 機会(Opportunity)
- 脅威(Threat)
例えば、店舗で駅1分のところにあれば、それは強み(Strength)となる部分です。こういった項目を多くあげていくのですが、自分だけでは限界があるので他人の意見も聞いていきましょう。この際に注意すべき点は相手が意見を言ってくれているのにその意見に反論だけは絶対にしていけません。ブレーンストーミング法の原理(自由な発想)と同じです。
フレシキビリティ
不調のほうへ傾きやすい人の場合、せっかく良い提案をしても自分の頭にないことを言われると人は拒絶してしまいがちです。自分の頭にないものを素直に受け入れられる思考のフレシキビリティ(柔軟性)が必要です。また、不調の時は今回ご紹介したSWOT分析位はやるべきです。
但し、前記した通り要因には複数の要因が重なりあっている場合がほとんどです。
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