10年前に作ったサイトのリニューアルを勧める理由
最近、サーバー会社がPHPのアップデートをしたため、当社がPHP5.5以下で作成したウェブサイトはすべて文字化けしてしまいました。
PHP5.5とは、2013年にリリースされて2018年にはすべてサポートも終了したプログラムです。現在はPHP8.0(2022年5月現在)となります。
今回の文字化けの原因は、当時PHP5.5で作ったホームページの文字コードをEUC-JPにしていたためです。PHPは、PHP5.6からEUC-JP(Shift JISも)が廃止となったことが原因です。こうなった場合の修正方法は以下に記載しました。
修正方法は二通り
PHPタグで以下をソース最上部に記載
/* ソースの一番上に記載 */
<?php header("Content-Type:text/html;charset=文字コード");?>
php.iniを修正
/* 以下を記載する*/
default_charset = “文字コード″
この際にphp.iniの中にdefault_charset = “UTF-8″の記載は、セミコロン(;)でコメントアウトをしておく。
この他に文字コードをUTF-8に変更してしまう方法や、.htaccessを使用する方法もありますが、今回は割愛いたします。
PHP5.5で作成したサイトの問題
当社がPHP5.5で作成したサイトは、スマホ(レスポンシブ)にも対応していないものも多いです。また、PHPバージョンの問題から、今後も不具合がでる可能性が高いです。ですので、リニューアルをお勧めしています。
ウェブサイトはPCと同じで約5年で最新のものにリニューアルするべきものだと思います。なぜなら、ウェブサイト全体の世界基準も変わりますし、スマホなどの端末も次々に新しいものが発売されていきます。
つまり、10年前に作ったサイトは、10年後に発売されたスマホなどの端末にも対応できない場合が多いからです。するとユーザー(ホームページの閲覧者たち)にとっても非常に見ずらいものとなってしまいます。
ですので、ホームページを仕事として利用されているのであれば、定期的なリニューアル=メンテナンスと考えることが必要だと思います。