仕事上のお付き合いではサプライズは必要ない?
この仕事をはじめてすでに20年経ちますが、今だに顧客心理について反省することもしばしあります。顧客心理は全員が同じではないと言うこと。
A、B、Cさんと言った全体の9割位は喜んでもらえたことでもDさんは喜ぶどころか怒るケースもあるってことです。
例えると、長年お付き合いいただいたお客さんにたいして感謝の気持ちとして、ご注文された米国産の牛肉をこちらの判断で松坂牛に変えたものを贈る。
米国産と松坂牛の価格差は4~5倍。この価格差を無償にするサプライズにたいして9割の人は喜んでいただけても「なんで変えたんだ!」と怒る人もいると言うことです。
サプライズは必要ない
どんな関係においても仕事上でのお付き合いにはサプライズは必要ないのかも知れません。でも、どうなのでしょう。サプライズは告知なしだからこそうれしいのも事実です。
喜んでいただいた方は「え、あれ?いいの?」と喜んでいただける訳です。とは言え、注文したものと違うものが届く訳ですから不満に思う方も間違ってはいません。
皆様はどちらが正解だと思いますか。
自分の場合でしたら「見えないところで気づかってくれたのだ」と思いサプライズうれしい派です。
過半数の喜びをとるか、すべての人に波風をたてないようにするか。迷うところです。