お餅>コロナの死亡者数6人wwの話し
3月初旬のツイッターでこんなことを書いている人がいました。当時はこれに共感する人も多く、Facebookでは弁護士ですら、これをウケ狙いでシェアしていました。この人はそれから約1ヶ月半経過した今でもこのツイートを面白がってシェアできるでしょうか。
人の弁護をする側の人間が1ヶ月半後の未来の先読みもできず、こんな低レベルのツイートに反応していたことにはがっかりです。
死生観について
死生観の勉強をしたことがある人なら、こういったツイートに共感はできません。
死生観とは、生きることと死ぬことに対する考え方、または判断や行動の基盤となる生死に関する考えのことです。
昔、IHLヘルスリーダーシップ研究会のセミナーにご招待していただいた際に2001年NYで起きた同時多発テロで医療崩壊した中で懸命な人命救助にあたったドクターの話しを聞いたことがあります。
IHLは、東京大学医学博士、インシアードMBA 、天皇陛下の侍医も務めた武藤さんが立ち上げた医療従事者を中心にした人としての考え方などをやしなう勉強会です。
「死には寿命、病気、予期しないことの三つしかない」
この中で、まわりが 最も悲しむのが予期しないこと。
NYテロもそう、東北震災もそう、交通事故で亡くなる方もそうです。そして、今回の新型コロナウイルスも予期しないことに当てはまります。当初は「すぐ収束するだろう」多くの人が、ここまで長引くことを予測できなかったはず。
しかし、予期しないことはいつでも起こる可能性がある。
少しでもこのことを理解していれば、安直な考えはしないし、物事を軽視することもなくなるはずです。