仕事や人生における二者択一
A・Bの二者択一
最近、今後の仕事のことや人生についてよく相談をされます。
「AとBどちらを選べばいいですかね?」と聞かれたので、僕なりに真剣に考え「Aが良い」と伝える。すると「結局、Bにした。」とBにした理由を伝えてきます。
A・Bの選択にはどちらにも理由はあるわけですから、「どちらが良いか?」と質問されAと言った自分に、Bにした理由を話されても「なるほど!」とはなりません。そうなると「選択は本人の自由だから」と言うしかありません。
数カ月経つとまた同じようにアドバイスを求めてくる。
また二択となりAと言ってもBを選ぶ。
これが繰り返される。
その結果、相談者が自分の選択で後悔しなければ良いのですが「Bを選んで失敗した。次のBも失敗した。」となると、こちらから返す言葉もなくなっていきます。
失敗が三度続いたら要注意
失敗なんて誰にでもありますし、未来は誰にもわからないこと。だから、3連続で正解を選択するのは難しいことです。
但し、3連続失敗する人も、その失敗には何かの原因があります。
頑固おやじとは
仕事や人生において後悔することが多いと思う人は「自分の考えをすべて捨てる勇気を持つこと」です。大人になればなるほど、人生と言う長い道を歩いてきた自負から、思考が凝り固まった人は多い。俗に言う頑固おやじとはそういうこと。この固い思考を柔軟にしない限り、誰に何を相談しても結果は同じなのです。
後悔が続くなら自己判断しない
自分の考えを捨てる。
いっけん他力本願のようでダメな選択の気がするかも知れませんが、素直に聞ける人ほど正解を選択している人は多い。これは相手を信じる、信じないと言う判断能力と思考に柔軟性があるからです。
逆に頭の固い人は誰に何と言われようが、結局自分の考えを押し通すことしかできません。案外、自分は頭が良いと思い込んでいる人ほど思考に柔軟性がない場合が多い。
失敗した時「・・・しないほうが良いよ」と、振り返ってみればこういった言葉を言われた記憶はありませんか。