元オリンピック選手に聞いたメンタルの話し。

2014年2月7日に開催されたソチオリンピック。
個人的には5大会連続出場の女子モーグル 上村愛子選手(34歳)にメダルをとってもらいたかったのですが、入賞4位と言うあと一歩の結果に終わりました。

それでも、彼女は決勝終了後のインタビューでは「メダルは取れなかったけど泣いて笑って忙しいオリンピックで清々しい気持ちです。」と答えていました。この姿をみて「すごい!」やっぱり、オリンピック選手は尋常じゃないメンタルの持ち主なんだと再認識しました。

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※写真転載元 (日本オリンピック委員会)

実は現在、私もオリンピックに関る仕事をさせていただいております。
その中で元トップアスリートの方とお話しをする機会がありましたので、雑談の中で「オリンピック選手の精神力の作り方」について聞いてみました。聞きたかった理由は、昔、読んだ本(著者:能力開発分析協会会長)の中で、オリンピックに出場するような選手の精神力は一般企業人の20倍位は強い。本の中でこんなニュアンスのことが書かれていたからです。

この質問にたいして「今のオリンピック選手はメンタル専門でトレーニングをしている人は少ないです。でも、小さい頃から競うことで、自然とメンタルが向上する人が多いのです。」でした。

なるほど、言われて見れば、日本選手権に行くまでにも過酷な競争があり、さらに世界選手権、オリンピックへ。現役である限り、常に頂点を極めるために厳しい競争を何度となくしているわけです。

じゃぁ、自分はマネできないのか?と言われれば、オリンピックレベルは無理でも、自分で意識を変えれば多少なりとも鍛えらると思います。そのためには、やっぱり、自らが厳しい環境にいくことで何度も挫折や苦渋を味わうことにより人は強くなれるのではないでしょうか。

ただ、厳しいだけでは、めげてしまいますので、そこを乗り越えたときの「大きな喜び」を設定することが大事なのかと。

森 二朗
森 二朗
株式会社トータルセオリー 代表
ウェブ・グラフィック・建築のクリエイター
バリューサービス
Twitter:@Jiroumori

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