50代の空気の読めない無邪気なおじさん

50代の悪気のない無邪気なおじさん

自営業している高校の同級生。
夜、居酒屋でアルバイトしていると言うので、手助けのつもりで誰でもできそうなバイトをだしてあげました。

提示した時給は2,300円〜2,500円です。都内の居酒屋バイトの平均時給は1,150円なので2倍の時給で、時間も自由、期間も大枠はあるけど自分のペースでできるものです。もし、自分がアルバイトするなら、最高に良いバイトだと思います。

誤算のはじまり

誰でもできるバイトだし、期間も短期なので問題ないと思っていました。しかし、これが誤算のはじまりです。

例えば「この書類を●●に郵便して」とお願いしました。しかし、郵便物は1週間経過しても届きません。あまりに遅いので話を聞くと、宛名と差出人を書かずにポストにいれたと言いました。

LINEで「もう一度送ってくれ!」と伝えると下記のような返信がきます。※実際にやり取りしたLINEです。

 

プライベートならありですけど、仕事となるとこういう会話じたいが正直しんどいです。友人だからなのだろうが完全に仕事をなめています。

クライアントさんからクレーム電話

嫌な予感がしてきた頃、最悪なことが起きました。クライアントさんからのクレーム電話です。クレームの内容は書けませんが、近い例で書くと、灰皿がない場所でタバコを吸うようなマナーの問題でした。

クライアントさんへは、こちらからすぐに謝罪をしました。寛容な心のある良い人でしたので事無く済みました。このことを本人に伝えると「え?なんで」、「何、喧嘩腰なんだ?」上記と同じようなケラケラと笑う返信がきます。

この時点でも真面目な話と冗談と分別がつかず空気が読めません。「クレームがきて、笑のスタンプで返すとか仕事をなめすぎだろ。」このLINEを返したとき、やっと気がつきました。この人には自分の社会常識が通じないことを。

空気の読めない50代の無邪気なおじさん

彼には悪意がありません。郵便をだしてと言えば、宛名は書いていないがちゃんと当日にポスト投函している。

クレームの話しをしても空気を読めすに笑うスタンプで返してくる。この空気の読めなさが今回のクレームにもつながっていることなど・・・悪意がないからすべて?なのです。

プライベートは楽しい奴でも、仕事のうえでは空気の読めない無邪気なおじさんほど強烈なものはありません。

結局、今回の件、僕が自分が悪いと伝え、クライアントさんも許してくれました。しかし、彼からは反省や謝罪らしき言葉は一切ありません。

おじさんになればなるほど、頭が固くなり、素直に相手に謝るとか、自分の行動を反省するなどの行為ができない人は多い。「郵便してといわれたけど、宛名を書いて郵便してくれとは言われてない」返す言葉は自分を正当化した屁理屈ばかり。

考えて見れば、学生時代の友人とは言え、数十年間まったく違う人生を歩んでいる訳で、彼がどんな社会生活を送ってきたかも知りません。なので、共通した社会常識なんて知る由もありません。

今回の件で自分が学んだこと

  • 人の手助けをするなら、何が起きてもすべて自分が悪いと思えないのならしてはいけない。
  • 仕事で何かを頼む場合はどんな簡単なことでも、相手と自分の社会常識がある程度は共通しているかの判断はしないとダメ。

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