常識に洗脳されてしまう人たち

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ある人にPCについて質問をされたのですが、お相手の方が「PCに詳しい人が言った」から始まると、こちら側には、PCに詳しい人の言った内容以外の回答が期待されるわけです。しかし、こちらはPCに詳しい人の回答の事実関係を検証したいわけで、スタートの時点で範囲を狭められると正しい回答をだしづらくなります。

例えば、PCの故障を大まかに分けるとハードとソフトが原因となりますが、最初に聞いたPCの詳しい人が「ハードは関係ない」と伝えてしまうだけで、本人は「ソフトのどの問題でしょう?」となる。ですが、ハードを再検証しない限り、問題はいつまでも改善することはありません。

これは、別の例でもよくあることで、

例えば、
「医者が言ったから」
「弁護士が言ったから」

専門家から聞いた話しから、その人の脳で100%の真実となり、後から、はいってくる異なる情報をシャットアウトしてしまう。

しかし、待ってください。

Aと言う医者が、もしも、適当なことを話していたら?
私は、過去に町の病院で、検査もしないで「風邪です」と診察され、症状が全く改善しないので、別の病院で検査してもらうとインフルエンザだったと言う経験があります。つまり、A医師とB医師は、まったく異なる診察結果を相手に話しているわけです。

この他に、弁護士さんなんかを事例にすると、
TV番組「行列ができる法律相談所」を見ればわかると思いますが、同じ弁護士でも見解はそれぞれが違う。法律の場合、答えをだすのは裁判官ですが、1人の弁護士が言ったから、その答えを100%真実を思い込むのはどうなのかと思います。

正解が複数あることは世の中にはたくさんある

この他に、世の中には、答えが1つじゃないこともたくさんあります。例えば、会社の経営方針。同じ業種で年商100億円の会社が複数あった場合、その方法論は異なる場合が多い。でも、結果として目標を100億にしている場合、A社もB社もC社も100億を達成できているわけなので全部、正解になります。

昔、楽天の三木谷さんが本の中で、こんなことを書かれていたのを思い出しました。

人は遠くで聞いた情報を信用して、身近な場所から得る情報を信用しない

これは、自分が労力をかければかけるほど、その情報を信用しやすいし、見えない人から聞く情報は、身近な人(まさか、この人が、こんなことを知っているわけがない)にたいする先入観がないので相手の話しを信用しやすいと言うこと。

信じることは良いことだと思うのですが、1つの答えで洗脳される前に、複数の答えを知ろうとする思考のほうが柔軟性があるかと思います。これが不思議と学力として優秀な人ほど、知識は豊富なはずなのに、思考に柔軟性がある。東京大学の仕事を例にあげると、ある分野での知識については私のほうが上だと判断すると、今までの情報をリセットして真剣に耳を傾けてくれるのです。

1つの常識に洗脳されないでください!

森 二朗
株式会社トータルセオリー 代表
ウェブ・グラフィック・建築のクリエイター
広告の制作 バリューサービス
Twitter:@Jiroumori

森 二朗
広告、パンフレット、Web制作のバリューサービスを運営しています。店舗から官公庁、企業様に至るまで様々なお仕事に携わっております。
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